週明けの
リーマン・ブラザーズに関するニュース及び
アメリカの一連の金融不安に関するニュースに驚かれた
方も多いと思います。
これらの事項の分析に関しては、様々な専門家が意見
を延べていますが、経営や組織という視点から思うことは、
「企業の良し悪しは規模の大小では無い、大きくても倒れ
るときはあっという間」
「格付け会社の採点も、当てにならない」と思いませんか。
その一方で、リーマン・ブラザーズの日本法人(民事更生
法申請)には、マネージャーや企画のポジションの引き抜き
を目的に、複数のヘッドハンティング会社が動いているとの
こと。
今の世の中、片方が泣けば、片方が笑うといった所でしょ
うか・・・。
また、経営危機が危ぶまれていたAIGに対してはFRPから
9兆円の資金を投下し救済するそうです。
我々にも、馴染みのあるアリコ、AIU等を傘下に持つ大手保
険会社の動向からも目が離せませんね。税金を投下してほぼ
国営化した結果、前記した企業の従業員のリストラは避けら
れないでしょう。